段腹熟女のひめごと

段腹熟女さんと範行さんは仲良くなる一方でした。
Facebookのアカウントを教え合って偶然、誕生日が同じだったことが分かって、ますます心の距離が接近しました。
誕生日が同じって、なんだかシンパシーが湧くじゃないですか。
生のお魚が食べられないとか苦手な食べ物も似ているし、共通点が多いんです。

毎晩、彼が仕事から帰って寝るまでの１時間くらいの間、LINEでおしゃべりするのが楽しい習慣になりました。
段腹熟女さんはあんなに愛情に飢えていたのに、今では毎日が心暖かい日々です。
毎日、何を話してるかって、ホントに他愛のない日常会話です。
たまに下ネタも出ますが、範行さんはできるだけそう言う話を段腹熟女さんに振らないように配慮してくれているようです。



心は満たされている段腹熟女さんですが、いかんせん範行さんは住まいが遠方過ぎます。
会いたいね。って、いつも話しているのですが、彼の仕事は忙しく、まとまったお休みが取りにくいみたいなので難しいかなって、段腹熟女さんも半ば諦めモードです。

けど贅沢な悩みで、今度は体が男性を求めてしまうんですよね。
思いっきり子宮まで突かれてみたいとか、ついそんなはしたないことを考えてしまう段腹熟女さんです。
オナニーしよっかなとか、そんなことを考えたりもする段腹熟女さんですが、男性と違って女性のオナニーはメンタル面も満足しないと充足しないんですよね。

電マ当ててグリグリでイッちゃうかって言うと、そうでもないんです。
男性がオナニーにオカズを欲しがるように、段腹熟女さんにもエロティックな妄想ネタが必要なんです。
それと体力と。




そんなことをツラツラと考えながら悶々とした日を過ごしていたところ、最近あまり覗いていなかった「ワクワクメール」の伝言板にメッセージが入っていました。
おはよう！元気ですか？俊一です。気になりここから失礼します。返事ほしいけど無理なら仕方ないです。って。
一瞬、誰だったかな？って思ってスルーしちゃうところでしたが、（段腹熟女さんは伝言板には返事を返していません、くだらない内容が多過ぎるノで）１年以上前に何度か会って、その後向こうから音信不通になった男性でした。

今頃どうしたんだろう、と思いながらも、キライで疎遠になったわけでもない人なので、メールありがとうございます。うれしかったです。と、好意的な返信をしておきました。
どう言う展開になるのかちょっと関心があります。

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